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転職活動にかかる金額っていくら?僕が使った転職費用をお伝えします

今回は転職活動にかかった「お金」についてお伝えします。

アルバイトを探す感覚であれば、仕事を得るためにお金はかからないイメージがありますよね。

でも、キャリアアップへ向けた転職活動となると、少しは出費があるでは?と身構える人もいるのではないでしょうか。

転職エージェントの利用や面接等々、なんだか考えると色々とお金がかかりそうですよね。

そこで、僕が実際に転職活動に使ったお金を振り返り、何にどのくらいのお金がかかったかをお伝えしたいと思います。

ちなみに僕は地方在住。転職活動の主戦場は東京でした。そのため、同じ県内で転職活動をする方なら発生しない費用もありますのでちらかと言えば地方組の方向けになります。

費用は実質2万円くらい?

僕が転職活動をスタートしたのは2018年の8月。10月に内定をもらうまで約2ヶ月がかかりましたが、費用の合計は約172,000円!!

う〜ん、高いですね(笑)内訳はこんな感じ。

○情報収集費用:10,000円

○交通・宿泊費:100,000円

○雑費:62,000円

もっとも目を引くのは交通費・宿泊費です。会社によっては1次面接〜2次面接までをオンラインでやってもらえる場合もありますが、もちろん全てではありません。また、僕の場合は選考以外の目的でも足を運んでいました。

例えば転職エージェントの方との面談であったり、働いている方の話を聞いたり、どうしても直接会って話したい場合がある際は、東京へ足を運んでいました。

この方と1時間の面談をするためにだけに日帰り・・なんて時もありましたよ!

https://www.miraif.co.jp/message

雑費がやけに高いですが、スーツを新調したことが理由です。これも人によっては全くかかりませんね(汗)

こうした要素を除けば、実際に必要な金額は20,000円程度です。

安くて驚く方もいるかもしれませんが、その理由について説明しますね。

エージェントは基本的に無料!!

転職活動を思い立った方は、まず最初にリクナビやDODAなど、エージェントサービスに登録する方が大半だと思います。
これら転職エージェントやサイトは、ありがたいことに大半が無料で利用できます。

実際、僕も7つほどのサービスに登録し、求人を見たりエージェントの方と面談をしましたが、サービスに対しお金を払うことは一度もありませんでした。
中には【ビズリーチ】のように、お金を払う事でより良い支援サービスを受けられるものもありますが、数は少ないです。

エージェント会社(もっと言うとエージェント次第ですが・・・)によってバックアップの手厚さも違いますが、基本的に孤独な転職活動において、気軽に相談にのってもらえ、面接の練習等もしてくださるエージェントサービスが無料という点はとても助かります。

情報収集には一定の投資が必要

求人を探す、選考の練習をすると行った作業にはエージェントサービスが役に立ちます。とはいえそれだけで転職活動はうまくいきません。書籍やネットを通じ、業界研究や気になる仕事への理解を進めるための情報収集が必要です。

当初僕はコンサル業界に興味がありましたが、コンサルについては全くの無知。そこで書籍を数冊買い込み、コンサル業界や仕事内容について調べました。

他にも【転職会議】企業の口コミを見ていました。自社の口コミ(対象企業あればOK?)を投稿すれば無料ですが、980円の有料パスもあります。たかが口コミ、されど口コミで、気になる企業があれば必ず見ることをお勧めします。

また、人に会う事も有益な、いや最高の情報収集です。お酒の席ではなく、カフェで30分〜1時間でも構わないので、その業界で働いている知人・友人に話を聞きました。

数が多ければかさみますが、飲み会とは違うので大きな出費にはなりません。

地方組最大の壁・・・交通費/宿泊費

新卒に限らず、地方組は交通費と宿泊費に最もコストがかかります(涙)

冒頭にも書いた通り、スカイプ等による電話面接を組んでくださる企業も増えていますし、エージェント会社も可能な限りオンラインで進められるよう便宜を図ってくれます。

とはいえ、どこまでオンラインで進めるかは悩み所です。

一度もオフィスに行った事がない企業で、はたして働くことが出来るのか・・・。

出来れば選考の過程でオフィスを訪ね、雰囲気を感じたいものですよね。

ここは人によりますが、多少お金がかかっても、直接赴く機会をもつことをお勧めします。

遠方から東京へという方は、転職活動用の資金をしっかりと確保しておきましょう!

僕は宿泊費を抑えるためにカプセルホテルをよく利用しました。最近はロビーや共有ブースの利便性が向上していて、カフェにいる感覚で作業をすることができる場所も増えています。

敬遠していた方は是非一度使ってみてください。驚きます(笑)

雑費の中では「写真」が一番重要!

スーツを新調したり、必要書類を印刷したりする他に、休憩でカフェを使ったりもしました。

カフェ代は結構かかっていて、面接を受ける前に立ち寄って準備をし、終わった後にもう一度入店して一息つく、なんてことをやっていると、どんどんお金が出て行きます(汗)

雑費の中で特にお金をかけたのは、写真代した。

僕はプロのカメラマンにお願いし、職務経歴書の写真を撮影してもらいました。

理由はエージェントをやっている先輩から「経歴書の写真は少し崩した感じがいい」とアドバイスをもらったからです。地元のカメラ屋さんにお願いし、イメージを伝えて撮影しもらったんですが、これがびっくりする位いい写真でした(笑)

白シャツで斜め45度・背景も白ではなくナチュラルな演出のものになっていて、我ながらモデルオーディションに出せるレベル!

人によっては少し砕けすぎという印象を与えそうですが、書類選考ではすこぶる好印象でした。

履歴書の写真も写真機ではなく、写真屋さんにお願いしましたが、これもオススメです。少し値段はかかりますが、データでもらえば使い回しも可能なので、経済的です。

地方組でなければ転職費用は安い!

地方組はどうしても交通費や宿泊費といった経費が発生しますが、それさえ除けば「転職活動にかかるお金は非常に安い」というのが結論です。

無料のサービスも沢山ありますし、ネットや知人・友人を駆使すれば、転職のコストは大きく下げることが可能です。

お金をかければ良い転職が出来る、というわけではありません。ただ、個人的には必要なものには投資を惜しむ必要はないと思っています。

少なくとも数年間、そしてその後数十年の人生を決めるかもしれないキャリアの選択を、もやもやとしたまま選ぶ事は後悔に繋がります。

「正しいキャリア」が存在しない以上、自分がどれだけ納得できるかがキャリア選択においては重要な要素だと僕は考えます。

後から後悔しないよう、必要なものにはお金をかけ、是非納得のいく転職を目指しましょう!!

ユトル: