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これがベンチャーか!転職活動でとあるベンチャーの役員に会ってきた話

つい先日、転職活動の一環でとあるスタートアップへ行って来ました。

人生初のスタートアップ訪問。

きっかけは僕が転職を考えている事を知った友人の紹介。

「元同僚が働いていて、つい最近大口の資金調達も済ませ、成長が期待できる。」

そもそもベンチャーやスタートアップを視野には入れていなかったけれど、転職の方向性を変えたタイミングで一度話を聞いてみたいと考えたのです。

場所は五反田。

事前に担当のHさんへ事前にアポをとり、お邪魔して来ました。

ベンチャーって一体どんな雰囲気なのか。

いきなり鬼のように質問攻めされたり、「使えない奴だ」と思われたらどうしよう。

楽しさ3割、不安7割の中、いざ突入。

雑居ビルの1室でしたが、こじんまりと受付があり、Ipadで済ませると、すぐに女性のスタッフが出迎えてくれました。

入室すると、右側には15人分ほどのデスクが。エンジニアの方がカタカタと作業をしていました。

緊張のせいでじっくり見ることはできませんでしたが、元気というより淡々といった印象。

商談スペースで待っていると、担当のHさんが登場。

挨拶もそこそこ、忙しい中時間を頂いたことにお礼とお土産を渡し、雑談スタート。

僕の目的は、事業や会社、業務内容に加え、現在の採用ポジションについての話を聞くことでした。

今回の転職で僕が大切にしたい要素。

それが「成長環境」と「プロダクト/製品」です。

聞けばHさん、今回が3社目。前職をやめた理由は、この会社って「世の中になくても良い」と思ったからだとか。

もちろん個人の主観はあるものの、より社会にとって価値のあるプロダクト・会社で働きたい。

そう強く思ったそうです。

これについては僕も深く同感。次の仕事でそこだけは譲りたくありません。

業務内容はセールスがメインですが、ここで驚きの発言が。

主に2つのプロダクトを商材として扱っていますが、現在それぞれを一人の人が担っているとか。

聞いた瞬間「まじか!!」と衝撃を受けました。

す、すごい。これがベンチャー、これがスタートアップ!!

だから、良い人がいればすぐにでも採用し、営業をやって欲しい。

扱っている案件の規模と要員の差に、驚きを隠せない一方、「熱い。熱いじゃないかぁぁぁぁ!!」

昔から、後輩と戦うよりも先輩と戦うことが好きだった僕。

自分より強い存在や、格上と戦う状況が好きであり、力を発揮できるのです。

スタートアップで既存の企業やサービスへ立ち向かう。これは燃える。

一番の問題は、僕の能力。いくら人が足りなくても、組織文化への適用力と能力がなければ採ってもらえません。

で、その弱さが露呈したのが次の質問。

「面接みたいになっちゃうんですが、もし明日から売るとしたら、どうやって進めますか?」

転職するなら、中途で採ってもらうなら、当然求められることです。

咄嗟に僕は、

「サービスの浸透度や認知度はまだまだ低い。既に導入を決めた企業の関連をターゲットに営業を仕掛けたいと考える。御社のHPに導入企業に対するインタビューを見たところ「プロダクトの導入で取材が入るなど、副次的な効果もあった」という声もあった。そういった部分も併せ、サービスを広めていきたい。」

何とも具体性に欠ける答えだと反省。

本来は、

・〇〇を使ってマーケティングをかける
・訪問やテレアポで地道に営業をかける

これでもまだ甘いですが、自分の能力不足を痛感しました。今まで扱った商材って、割とアナログな手法が大半だったんです。。。

他にも、現在の事業フェーズや、今後の展望などなど。

実際に働いている社員の方だからこそもっている情報を沢山伺うことができました。

選考については、希望するのならまた後日ということでこの日は終了。

自分なりにはアピールもしつつ、選考については希望があればまた後日ということになりました。

初めてのベンチャー、予想していた部分もあれば、聞いてびっくり、さすがベンチャーと肌で感じる部分もありました。

自分が今までいたこと、見たこと、感じたことのないカルチャーやスピード感。

そもそも採ってもらえるかという問題はさておき、スタートアップへの関心はUPしたので、その領域も含め、転職活動を進めて行きたいと思います。