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従業員持株会に入ろう!入会のメリット・デメリットを簡単に紹介

こんにちは、KENです。

やっぱりブログっていいなって最近思います。理由は自分の好きなように、やりたいようにできるからです。仕事や人生って、いくらやりたいようにやっているつもりでも、人と関わる以上何かを気にしちゃいません?

ブログだって、完全に好き放題ではないけれど、少なくとも誰かの目を気にする必要はないし、本当に真っ白なキャンパスみたいなものだから、好きなよーにできちゃいます。書かなくてもいいし、書いてもいいし、途中で書くのをやめたって、気にする必要もないです。

こんな自由なことってないな〜と、つくずつ思います。

あ、別に今の仕事や人生が嫌とかじゃないですよ(笑)

 

さて今回は、お金に関係するお話。テーマは『従業員持株』についてです。

簡単に説明すると従業員同士でお金を集め、自分の会社の株を買うという制度です。

国内では大半の上場企業や一部のベンチャー企業などを中心に導入されるケースが多く、従業員への福利厚生、資産形成の一助となる制度と位置付けられています。

以前勤めていた会社にはありませんでしたが、転職先の企業には持株会があって、せっかくなので入会することしてみました。

」と聞くと拒絶反応を起こす方もいますが、メリットもああり、決して複雑な制度ではないです。

自分の会社にも持株会がある方は、記事を読んで興味をもったら是非調べてみてください!

ということで、従業員持株会のメリット・デメリットを簡単にお伝えしていきます(^^)!

そもそも従業員持株会とは何か??

従業員持株会について簡単に説明すると、希望する従業員の給与・賞与から一定額を天引きし、集めた投資金額をまとめて、自社の株式を購入するというものです。

給与天引きの貯蓄のように、毎月一定の金額が給与から引かれて、そのお金が貯蓄ではなく自社の株の購入に充てられる仕組みです。そのため、入会すると現金じゃなくて株式という金融資産が積み立てられていいきます。

勤めている会社の株を買うって、なんだか不思議な感じですよね(^^;)
従業員でもあり、株主の一人にもなっちゃうという。まさに二足の草鞋状態。

普通の株主と違うところは、自分たちの頑張り次第で株価を上げることも、下げることもできるという点。自分たちの会社だから、みんなで頑張って業績を上げれば、その分株価も上がっていくし、逆に頑張らないと、会社の業績も株価も下がります。

次は具体的なメリットをご紹介します。ちなみに、持株会は会社にとってもメリットがある制度です。

・福利厚生の充実により、社員のモチベーションや忠誠心が上がる
・株主構成を安定させることで、株価を支えたり、買収を防いだりできる

従業員持株会のメリット

少額から株を購入できる
いわゆる一部上場企業などの株式を購入するには、まとまったお金が必要です。1株5,000円の企業でも、最小購入単位が100株からなので、最低でも50万円が必要です。

単純に購入に必要な原資が大きく、仮にお金が用意できても、一つの企業にそれだけ投資をするのはハードルも高いです。もちろん、買うとなれば成長が見込まれる企業の株を買いたいですが、当然株価が下がって大損する可能性もあります。

これに対して、持株会は1口1,000円から株を購入できます。つまり、少ない金額でも自社の株を所有することができるんです。仮に自社の株価が1株6,000円だとしたら、一般の人は60万円を用意しなくてはいけないですが、6,000円積み立てができれば1株買えることになります。

奨励金がつく
持株会で積み立てを行うと、会社が奨励金として積立額を上乗せしてくれる場合があります。多いケースは5%程度ですが、今は銀行に預金しても利子は年間0.001%程度。100万円を1年間預けても、利子はたったの1,000円程度です。

これに対し、5%の奨励金加算の場合、同じ積立額でも年間の利子は50,000円。銀行に同じ金額を預けるよりも圧倒的に高い利回りです。

株の買付け手数料が無料
株を購入する時は、証券会社へ支払う手数料が必要です。持株会の場合は基本的に無料です。※全ての持株会が手数料無料ではないので注意してください。

1回あたり購入金額の数%とはいえ、年間12回の給与と、賞与も含めると14回なので塵も積もれば大きくなります。個人で株を買うことに比べ必要経費を抑えられるところもメリットです。

持株会のデメリット

株価が下がれば損失が出る
少額、積み立てといっても、株は株。もし会社の業績が悪化したり、不祥事が発生したりすると、株価は下がり、当然持っている資産も減ってしまいます。

会社が成長軌道を描いている間はいいですが、経済状況や業績によっても左右されるため、一定のリスクは伴います。

簡単には現金化できない
株を現金化するには、会社の承認をもらい取得した株式を売却するという手順が必要です。この手続きが結構長く、1ヶ月〜2ヶ月程度時間を要するケースが大半です。なおかつインサイダー取引の規制上、売却できる期間も決められているため、流動性や柔軟性は低くなります。

「今月ピンチだから持株のお金を引きだそう!」などはまず無理なので気をつけましょう!

あくまで中長期の資産形成が目的のため、一般的な積み立て貯蓄と同じ感覚ではない点を十分認識しましょう。

従業員持株会には入るべき?

ここまで持株会のメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、僕は今回持株会に入会することにしました。

理由はいくつかありますが、一つは今勤めている会社がこれからも安定的に成長すると考えているからです。

実際に入社し、役員から現場までモチベーション高く仕事をしているし、自分たちが思い描く世界を作るために明確なビジョンとミッションを抱いると思っています。この雰囲気と環境であれば、株価も自然に上がっていくと予想しています。

定量的な判断も入りますが、自分の会社とメンバーを信じるに足る、その自信があれば、入るという決断をしてもよいと思います。

正解はないので、会社に対する自分の評価といった要素と併せ、実際の運用面にかかるメリット・デメリットを比較考量して検討してみましょう(^^)