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なぜ「家を買うなんてありない!」と賃貸派だった僕が、たった2日でマンション購入に踏み切った理由

2020年も終わる頃、恐らく人生で最大・最高額であろう大きな買い物をしました。

都内に今年建ったばかりの新築マンションを購入したんです!!

しかも、初めてマンションの内見に行ったと思ったら、次の日には購入を決めるという超スピード決定!!

お値段なんと4,500万円也(もちろんがっつり35年ローン)

平凡サラリーマンには未だに実感の湧かない金額ですが、我ながらよくこの超短期間で決断を下せたなと。

本当に自分すごいなと、2021年を迎えるにあたり自分を見直しました笑

12月に無事引っ越しを終え住み始めたんですが、、、結論、、、最高です!!

本当に買って良かったです。当たり前ですが、今のところなんの後悔もなければ、良いことづくめです。

しかし、そんな僕もタイトルにある通り、前まではコテコテの「賃貸派」でした。

家を買うなんて一生ない。ありえない。結婚した時も、子どもが生まれた時でさえも1ミリも思っていませんでした。

そんな考えが一変し、まさかの購入へ。インドへ行ったわけでもないのに、一体どんなパラダイムシフトが起きたのか??

今回は賃貸原理主義者だった僕が、まさかの持ち家をたった2日で購入した経緯と理由をお伝えします。

1.そもそも賃貸派だった理由

社会人になった時も、結婚した時も、僕はずっと賃貸派でした。

理由は、

「家を買うなんてリスクが高すぎる。」

「これからはシェア経済の時代。人口も減って空き家も増えてる。買う必要なんてない!」

「また転職するかもしれないし、住む場所を固定したくない」

などなど、割とありがちな理由で家を買う、持つということには否定的な考え方をしていました。

ちなみに以前住んでいたのは都内の1LDKの新築アパート。
広くて便利なところに住みたいという欲求はあったんですが、夫婦2人に生まれてくる子どもが加わっても、小さいうちは特に不便もないだろうと思っていました。

が、しかしです。

そんな僕の考えを180度変える出来事が起きました。

そう、憎きコロナウイルスです。

2.テレワークと子育てのダブルパンチ!!

我が家は2020年の2月に一人目の子どもが生まれました。

その後、緊急事態宣言もあり、4月から会社も全社で在宅ワークに変更。宣言が明けてからは週2回〜4回程度の出勤というスタイルでした

「育児」の面で見れば、在宅ワークのお陰で色々と助かることが多くある一方、1LDKという空間では様々な限界を感じるようになっていったのです。。。

とにかく部屋が”手狭”

リビングの角に仕事机を置いて作業をしていたんですが、営業系なので電話やら会議なども多く、在宅勤務となると奥さん子どもは気を遣って寝室に(汗)

家事をやるにも何かと不便だったり、僕としても仕事中に子供の泣き声がすると、どうしたって集中できず、ストレスになってしまったり。

そして動き出す、我が子

宣言も明けて出勤日数が増えたものの、在宅ワークも継続している最中、手狭に感じていた住環境に追い討ちをかけるかのように、すくすく成長する息子の容赦ない「ハイハイ」そして「摑まり立ち」からの「伝い歩き」という鬼コンボが始まります。

リビングの仕事机に僕がいると、足元にあるコンセントの塊へまっしぐら。捕まり立ちをするようになってからは机に手をかけ「うーうー」と訴えを繰り返すは、ヘッドセットのコードを引っ張るはと、やりたい放題(笑)

奥さんが引き離しに来てくれるものの、すぐさま元のポジションへずりずりと進む息子。

育休中の奥さんも、少しでも稼ぎを増やそうと在宅で副業をやってくれていたんですが、もう仕事どころじゃなくなります。

子どもの成長と仕事の生産性を改善

本当だったら数年は住むつもりだったのに、コロナが発端となって始まった在宅ワーク、そこに育児が重なり、「もう1LDK1では無理じゃー!!!」と、色々と限界でした。

子どもには思いっきり動き回ってほしいけど、仕事にも集中したい!

お互いの家事・育児の負担も減らしつつ、快適な環境で生活をしたい!

この我慢と非効率から抜け出したい!

現状を打破するべく、我が家は新天地を求め動き出します。

3.買いたい、というより買うしかない!

奥さんと二人で話し合った結果、理想の物件の条件は3LDK、築浅、駅近(徒歩10分以内)、通勤1時間以内かつ会社まで乗り換えなし。

早速スーモやらホームズを見始めるのですが、考えた条件の賃貸マンションだと、山手線沿線を少し外れても十数万円。

なおかつ、築年数が浅い物件だと平気で20万円以上のお値段が!

前のアパートは諸々込みで毎月12万円程度だったので、正直払っていくのは難しいものの、次こそ長く住むのでなるべく条件は妥協したくない・・・。

どうしたもんかと悩んでいると、家のポストに入っていた新築マンションのチラシが目に入ります。

「月々9万円台〜、新築マンションに住める〜」

高い家賃を払うことはできないなら、思い切ってローンで購入して、将来的な資産として生かす手もあるんじゃないか?

というか、希望の条件を叶えようと思ったら、今の僕らには購入しか選択肢がないじゃないか!!

もちろん色々とリスクは心配は感じていたものの「結局今の経済状況じゃ、理想的な住環境を手にするには購入しか選択がない」、というのが僕ら夫婦の行き着いた結論でした。

とはいえ、この時は本当に購入するなんて、しかもまさかこんな早く購入するなんて・・・僕はもちろん奥さんも全く想像していませんでした笑

4. 初めての内覧からの、翌日のスピード申し込み

僕らが目をつけたエリアで、奥さんが良さそうな中古マンションを3件ほど発見。

お値段を見ると3,000万円台後半から4,000万円弱と、そこそこの金額。これだと新築でも同じくらいのお値段じゃない?と思って調べてみると、近い金額で2020年にできたばかりの新築マンションがヒット。

既に9割近くの部屋が埋まっていて、残るはモデルルーム等で使っていた3部屋のみという物件。

「マンションの内覧なんて初めてだから緊張する〜」

夫婦そろってこれまでマンションに住んだのは1回だけ。しかも、会社が選んで借りた物件だったので、自分たちで探すことも含め初体験。

迎えた内覧当日。午前中に新築マンションを訪ね、午後から中古物件を3件見て周りました。物件同士は近かったとはいえ、子連れで見て周るのは本当に大変!!(移動も多いので、ゆっくり見たい時はベビーシッターなどをお願いするといいと思います。)

中古・新築の双方を見て、二人とも同意した点は

「今回の物件を見る限り、お値段を考慮しても中古より新築がいい」

そして、

「この新築マンションなら、、、買ってもいいんじゃない?」

でした。

翌日、奥さんは仕事があったので、僕が息子を連れて再度マンションの現地販売センターへ。奥さんからは「最後の決断はあなたに任せます。私は、ありだと思う」と、意志決定の一切を一任されていました(笑)

子どもと二人で、昨日説明をしてくださった販売センターの方と2日連続のご対面。担当の方から、「もう一度、お部屋見ますか?」と言われたので、「是非!」を再度内覧。

この時、僕の心は7割程度購入で決まっていました。

でも、でもやっぱり、、、怖い!!本当に買っていいの?と何度も自分に問いました。

一通り説明をもらい、いざ申し込み手続きに入ろとした際も「ちょっと、子供がぐずってるんで、車でおむつ変えてきますぅぅ〜〜」と、息子を口実に一旦退出。

タバコを吸って心を落ち着けつつ「奥さんに本当に買うべきか聞こう」と考え、仕事中で出れないかもと思いながらも電話。案の定出ず!笑

最後に背中を押して欲しかったんですが

「ええい、これは俺が責任をもって、家族と自分のために買うんだ!」

とおむつを変えながら腹をくくり、いざ販売センターへ

購入の申し込み書類の記入とローンの仮審査の申請も行いました!!

購入検討開始からたった数日。しかも、初めてマンションなるものを内見し、次の日には購入を決意し申し込みをするなんて、、、決断力はある方ですが、いちサラリーマンにとってはめちゃくちゃ重い決断でした。

その後、特にトラブルもなく約1ヶ月程度で無事購入が完了。我が家の新生活がスタートすることとなります。

4. 新築マンション購入を決断できた理由

たった2日で決めたマンション購入ですが、僕の中では直感も含め買っても良いと思える理由がありました。

特に決断を後押ししたのは、「物件の良さ」です。「この物件を買わない理由がない」というくらい、条件等がマッチしていたんです。

素人ながら感じた有料物件さ

購入した物件のステータスをざっと羅列すると、

<div class=”simple-box1″><p>・14階建ての新築マンション
・都心直通路線の始発駅まで徒歩9分
・1階、角部屋、3LDK、庭とバルコニー付き、合計100平米
・病院、銀行、スーパー、コンビニ、公園、学校が徒歩5分圏内にあり(しかも多い)
・高速道路やショッピングモールも近く、車があればアクセスは更に良好

・管理の質や住んでいる方の印象も良い</p></div>

築年数と立地が資産評価上は重要と言われますが、徒歩10分未満、広さや条件などを見ても、十分資産性のある物件だと感じたのです。価格は4,500万円でしたが、周辺の中古、新古マンションと比較してもお手頃価格(手頃感はまったくないけど)

加えて、デザインや内装、間取や設備、周辺の環境等々も含めて文句なし。唯一欠点があるとすれば、寝室・洋室の部屋の形くらい(柱が中に入ってきているので、部屋の形がややいびつ)

当然、もっと探せば良い物件があるかもしれませんが、狙っているエリア内だとこれ以上はないんじゃないか。何回考えても、悪いところが見つからなかったところも、即決を後押ししました。

金利は安く、購入を支援する施策もある

住宅購入で調べるといくつかの優遇施策が出てきます。

特に大きいのが住宅ローン減税すまい給付金。

すまい給付金は購入時に一定の金額を給付。住宅ローン減税は下記の控除が得られます。

<div class=”simple-box1″><p>

  • 毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除
  • 所得税で控除しきれない分は住民税からも一部控除
  • 住宅ローンの借入れを行う個人単位で申請
  • 令和元年10月の消費税率引上げにあわせて控除期間を13年間に拡充

</p></div>

特に、控除期間が10年から13年に延長されたので、更に恩恵が得られます。

住宅ローン金利も低金利が継続中で、上がる見込みも今のところありません。

もちろん、各家庭の経済状況によるので一概には言えませんが、買いやすい環境であることは間違いないでしょう。

人生への投資と割り切る

一国一城の主人になりたいとか、男として家を持ちたいとか、そういった思想は僕の中でゼロです。全く興味がありません。

家を購入したのは、人生への投資の一つです。

住環境を改善させることを通じ、仕事やライフスタイルを変化させたいと考えています。

僕も奥さんも仕事用の部屋ができれば、仕事の効率や質が高まります。そうれば、早く出世できるかもしれないし、副業にも集中できる。奥さんのクラウドソーシングもはかどる上、将来的に考えている洋菓子販売も具体的になってきます。

息子も伸び伸び過ごせる上、家事・育児も効率的にできるようになります。

狭い家で相違工夫しても、物理的・精神的に限界があるなら、多少リスクを負ってもより良い環境を入手して目一杯成果を出す。

住宅購入は仕事や家庭を変化させるための手段、不動産ではなく人生への投資と捉えています。

タイミング

僕は現在30歳です。住宅ローンは35年で組みました。

低金利なので無理して早く返さず、のんびり返しつつライフスタイルに合わせて住み替えも考えています。

とはいえ、ずっと住む可能性もなくはないです。その場合、これ以上購入時期が遅くなると70歳、80歳までローンを背負わなくてはならず、それは流石に避けたいなと。

そう考えると年齢のラインとしては30歳が一つの目安だと思います。

早すぎず、遅すぎず、ライフステージとしても最適なタイミングではないでしょうか。

5.まとめ

住み始めてから約1ヶ月が経ち、ようやく家を買った実感が湧いてきました(ちなみに1回目のローン支払いは今月末!)

今のところ文句は何一つなく、奥さんも息子も楽しそうに暮らしています。

買うまでは怖さも結構ありましたが、どちらかと言えば「買う」こと自体よりも、たった2日で「決めた」ということへの怖さが強かったと思います。

とはいえ、逆に長い時間をかけていれば悩みすぎて決めきれず、時間ばかりが過ぎていたかもしれません。ありがちな話ですが。

新居や購入の話に関する記事はいくつか作成しようと思っているので、これから家を買おうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

「たった2日で購入を決めても、なんとかなってるヤツがいる!」

そう思えば、悩んでいる方の不安や気持ちも少しは軽くなるでしょうし(笑)

最後に、賃貸VS持ち家論争は今後も続くでしょうし、双方メリット・デメリットはあります。でも、結局は自分次第です。自分の力で変えられない部分だけしっかり見極めれば、どちらでも良いと思います。

未来のことは誰も分からないですし、選びたい選択肢を取り、あとは全力で生きるだけです!

ということで、今回は新築マンションの購入についてでした。

引き続き購入前後の様子などもアップしていくので、読んでみてください!