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在宅勤務でインサイドセールス!やり方と注意したいポイントまとめ

こんにちは、インサイドセールスのKENです。

コロナウイルスの影響もあり、在宅勤務やリモートワークが注目されていますね。

社会の対応を見ていると、東日本大震災が発生当時のマイクロソフトの話を思い出します。

日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道

日本マイクロソフトの澤円さんが働き方改革をテーマに講演した際の内容です。

過去幾度となく失敗をした働き方改革が、震災をきっかけにリモート作業を余儀なくされ、試した結果やればできるとなり、定着したというお話。

つまり「その気になればできる」が証明されたわけです。

マイクロソフトがどうこうではなく、こうした類の話は多いのではないでしょうか。

やる気がないのか、能力がないのか、そもそも思考が停止しているのか別に働き方改革がいらないほど既に効率的だからなのかは分かりませんが、正直情けない話です。

「指示待ち人間はダメだ!」社会に出るといっぱしのように諸先輩方は新社会人に語りますが、震災・天災・危機が起きなければできないようなら、指示どころがお天道様待ちです。

それでいいのか、大人たちよ(何が大人かもよくわかりませんが)

あ、完全に話が逸れましたね!

本題に戻します。

【インサイドセールス】は難易度の高い営業系の仕事でありながら、リモートワークや在宅ワークも可能です。

このメリットを生かし、社員の柔軟な働き方を実現したり、更なる生産性のアップに活用している企業も増えていきてます。

特に小さい子どもを抱えている人や、体調がすぐれず出社が難しいから自宅で業務を行いたい。そんな時でもパソコンとヘッドセットさえあればインサイドセールスは仕事ができます。

実際、僕の会社でも「急に家族が体調を崩してしまった」という時に、出勤から在宅に切り替えてインサイドセールス業務を行なっています。

今回の記事では在宅でインサイドセールス業務をスムーズに行うために、意識したいポイントや注意点についてお伝えします。

在宅勤務の機会が少ない人だと、いつもと違う環境での業務に戸惑ってしまうことも。

せっかく在宅で効率的に働くなら、慌てることなく職場と同程度の成果やパフォーマンスを発揮したいですよね!

音声だけに限らず、画面を通じたオンライン商談も想定しているので、双方の視点で活用してください。

在宅でインサイドセールスを行う際の準備

会社であれば設備や環境も整っており、勤務という意識もあるので自然と準備できていますよね。

在宅の場合、普段とは勝手の違う環境で業務に臨むため、慣れないうちは些細な点も含め、しっかり準備を行いましょう。

身だしなみを整える

在宅で相手から顔が見えないとしても、部屋着やパジャマでの業務はNG!

普段通りの格好か、最低限の身だしなみは整えておきましょう。

「部屋着の方がリラックスして仕事できるのに!」と思うかもしれませんが、自分の姿勢(見た目も中身も)は声に出ます。優秀なインサイドセールス組織で知られるセールスフォース・ドットコムでは、インサイドセールスもスーツを着て業務をしているとのこと。

もちろん、どこまで良し悪しの影響が出るのか数値化は難しいですが、仕事をするのであれば必要最低限のマナーと捉え、気を抜かないようにしましょう。

また、不意に画面を通しての面談や商談になるケースも考えられます。すぐさま対応できるように準備をしておけば、それだけで業務効率は上がります。

会社のデスクと同じ準備をする

ペンやメモなど、ヘッドセットなど、業務で使う可能性のある備品を揃えておきましょう。

インサイドセールスにとって必要なツールは決して多くありませんので、在宅業務用に一式準備しておくこともオススメです。

普段違う環境での業務だからこそ、なるべくいつもパフォーマンスが発揮できている状況に近づけましょう。

背景に映る場所を綺麗にする

カメラを使ってWEB商談を実施する際は、背景に生活感のあるものや、趣味のグッズなどが映りこまないようスペースを確保しましょう。

机と椅子を動かし、何もない壁が背景となるとベストです。
とはいえ部屋のスペースの問題からどうしても家具等が映ってしまうケースはあります。

重要なのは清潔感です。

ゴミや置きっ放しの物、脱いだ洋服など、相手の人が見て不快に思うものは最低限片付けましょう。相手に事前にことわりさえ入れておけば、多少家財や家具が映ってしまったとしても問題ありません。

むしろ、そうした点が相手とのアイスブレイクに繋がり、心地よい商談やコミュニケーションを生んでくれる可能性さえあります。

家族に業務する事を伝える

商談中、テレビや音楽など余計な物音がしてしまってはせっかくのコールも台無しです。

同居している家族がいる時は、必ず仕事をする旨を伝えましょう。伝える際は「インサイドセールスであり、顧客と電話をしている」という点まで説明しましょう。

一人で作業していると勘違いし、間違って声を掛けられてしまうかもしれません。

携帯やスマホ、通信環境に注意

スマホや携帯もマナーモードに設定し、面談中に余計な音が鳴らないよう注意しましょう。

また、意外と見落としがちなのが「通信環境」

自宅にWifiなどを入れている人は、通信速度が保たれているか確認しましょう。

通信速度に速度制限がかかっていると、IP電話の際は支障が出る可能性もあります。

インサイドセールスはPC上で一度に多くのアプリケーションやプラウザを開くことも多いです。

場合によっては通常速度に戻すなどし、スムーズに業務が行える環境を構築しましょう。

在宅でインサイドセールスがコールする時のポイント


コールに際しても、在宅ならではのポイントや注意点があります。

いつもと違う環境だからこそ、細かな点に気を配り、自分の相手も気持ちよくコミュニケーションが取れるよう意識して臨みましょう。

在宅であることを事前に共有

コールだけでなく、画面やカメラを通じてのオンライン商談となる際は、相手に在宅であることを共有しましょう。

説明なくいきなり家の映像が入ってくれば、相手の方も驚きます。

事情さえ伝えておけば、在宅であることを理由にマイナスな印象や対応をとられることは稀です。

もちろん、大事な商談やプレゼンの場合はその限りではないのでご注意を。

声はなるべき大きく、はっきりと

インサイドセールスをやっていれば、この辺りは当たり前のようにされていると思いますが、いつもより少し意識をするようにしましょう。

会社と違いネットワーク環境が不安定だったりすると、声が聞き取りにくくなってしまうかもしれません。

他にも、周囲の音が影響し、相手に上手く聞き取ってもらえない可能性もあります。

静かな部屋で業務が行えればベストですが、そうでない場合はいつもよりハキハキ、しっかり聞こえるように話しましょう。

もしトラブルが起こったら!

「赤ちゃんが泣き出した」「宅急便が来た」「体調が更に悪化した」「回線が途絶えた…」など、在宅でインサイドセールスを行っている中で遭遇するトラブルもあるでしょう。

さすがに商談中宅急便の対応をすべきかは相手やケースによりますが、家族や子どもに関わることであれば、相手に事情を伝え、中断か仕切り直しをお願いしましょう。

在宅で業務を行なっている時点で、特定の事情がある事は相手にも伝わっています。

落ち着いて対応すれば、相手の方も理解を示してくれるでしょうし、何よりその状況でコールや商談を続けるのは普通に考えて困難です。

予期せぬ事態が起こった時は、焦らず正直に相手に伝え、中断や仕切り直しをお願するなど、落ち着いて丁寧に対応しましょう。

在宅でインサイドセールスまとめ

僕自身の、過去に在宅でインサイドセールス業務を行なっていました。

本来会社にあるデスクトップモニターがなかった分、多少業務の効率は低下しましたが、周囲を気にする必要もないので、いつもより饒舌に話せていたと思います(笑)

在宅でのインサイドセールスは便利ですが、会社のように環境が整っているとは限りません。

大抵、在宅での勤務は唐突に決まることが多いです。いざという時も快適かつ良いパフォーマンスが発揮できるよう、ポイントを確認しつつ、準備をしておきましょう!