今日も転職サイトを徘徊したり、エージェントとの面談の日程を調整したりと、黙々と転職活動を行なっていました。
ここ最近、家に帰ったら必ず30分〜1時間は転職活動の時間。
開始から2週間が経ち、応募はまだ1社もしていませんが、初めて転職活動に取り組んでみて気づいた事があったので記事にしました。
今回は、「初めて転職活動を行なって分かった事・気づいた事3つ」をお伝えします。
転職活動において誰が何と言おうとTOEICはやっぱり大事
「英語とか、別に必要になったら学べばいいし〜」
「TOEICなんて、アジア圏が重視してるけど、ぶっちゃけワールドワイドじゃ大した知名度ないから〜」
「TOEIC取ってればいいでしょ的な感じ?資格があれば良いとか思ってるでしょ〜?」
ほんの僅かでもこういった気持ちがあった人、挙手!!
「はい」(僕)
思ってました。社会人4年目ぐらいの時も勉強したんですが、結局「これをやっても英語力つかないって言うしな・・・」と思い、1回受験しただけで諦めてしまいました。
TOEIC自体の価値云々は別として、外資を受けるなら当然のこと、日本国内の就職・転職を考えた時、英語力の指標はTOEICが基準になります。
この点数如何で、書類審査に影響が出てきます。
まだ1社も受けていないのに何故そう言えるのか??
僕が使っている転職サイトで「AMBI」というサイトがあります。
enジャパンが運営していて、特徴的なのは「合格可能性」を判定してくれる機能。
ヘッドハンターの方が紹介している求人に「興味がある!」とリアクションすると、合否可能性を3段階で回答してくれます。
全ての求人に回答が出るわけでは無いですが、ある程度の目安には使えます。
ちなみに、3段階中最も低い評価だと、そもそもエントリーすらさせてもらいません・・・。
僕のTOEICは去年の段階で650点程度。
外資コンサルは中堅所も含め、厳しい判定でした。
当然と言えば当然です。。。
日系オンリーで転職を考えるなら、それほど重要ではありません。
ただし、自分の興味・関心はいつ変わるか分からないもの。
いざ「ここだ!!」という会社が外資だった時、TOIECの点数で足切りされないよう、常に準備をしておく必要があります。
つべこべ言わず、英語を勉強しておけば、選択肢の幅・可能性は広がります!!
転職サイトは3つ以上登録しよう
最初から「これだ!!」と職種や業界が決まっている方は、その求人を取り扱っているサイトを登録すれば完了です。
そうでは無い方は、3つ以上登録する事をおすすめします。
「どうせどこも似たよう求人なんじゃない??」
「マイナビとかリクナビとか、求人多すぎて訳わからん。絞った方がいいでしょ?」
TOEIC然り、僕もそう思っていましたが、実際登録しサービスを使うと違いが分かってきます。
例えば、僕は現在コンサル志望ですが、リクナビで戦略系コンサルを探してみると・・・
14件ヒットしてます。
が、このどれもが僕の知らないコンサル会社でした(有名だったらごめんなさい)
一方で、年収最低500万円以上の若手ハイクラス求人のみを掲載している「AMBI」では、内外問わず大手戦略コンサルの求人が出ています。
今度面談に行ってくる「レクミーキャリア」も同様に、外資のハイクラス求人などが出ています。
求人の数で勝負するサイトもあれば、比較的ハイレベルの求人や、こだわりの求人・未公開求人を多く掲載するサイトもあります。
また、少し前のブログでも書きましたが、転職サイトと一重に括っても、その性質・機能は異なります。
エージェントがついてくれる場合もあれば、ヘッドハンターを直接やり取りするサイト、何もアクションを起こさずとも、面談確定のオファーがくるサイト等々・・・。
これについては、自分で登録し、実際に使っていく事で良し悪しが見えてきます。
僕が最初に登録したのはDODAでした。
登録後、すぐにエージェントの方と電話面談をし、30種以上の求人を紹介してくださりました。
が、結局その中で「受けてみたい」と思った求人はたった1社。
エージェントの方がどうこうではなく、扱っている求人のタイプや種類が合わなかったんですね。
このように、転職サイトにしても多くの種類があります。
迷ったらまずは3つ以上登録し、並行して使いつつ、合わなければ別のサイトを加える。
こんな感じで広くサービス使えば、自分の希望求人を見落とさないですし、何より「やりたい」と思える仕事と出会える可能性も高まります。
まずは黙って3つ登録!!ここから始めましょう。
転職活動では感性も大切にしよう
色んな求人を見る中で、時たま「これだ!!これこそ僕が求めていた仕事だ!!」と感じる求人があります。
自己分析といっても、幾つかの診断検査を受けただけで、まだまだ深く掘り下げされていない僕でも、「ビビビッ!!」とセンサーが強く反応するのです。
転職をしたいと思っている人の多くは、何かしら現状に不満を抱いていたり、理想の未来を描いています。
でも、それと同時に、
「じゃぁ一体自分は何が向いてるのだろう。」
「どんな仕事をしたいのだろう」
こう思い、悩む人もいるはずです。
僕も新卒で就活をしました。自己分析や業界研究を重ねましたが、結局あれだけ苦しんだのに、心から「これがしたい!」「これこそ僕にふさわしい職業だ!」という会社にも仕事にも出会うことはありませんでした。
また就活をするなら、自己分析と業界研究か・・・
あの苦しみが脳をよぎりました。
しかし、いざ転職活動を始めてみると、自分の興味や関心、入ってみたい会社が糸も簡単に見つかったんです。
なぜか??
理由は単純。きちんと社会人経験を積み、「仕事」というものを理解し、同時に「自分」についても理解をしたからです。
新卒時の就活は、受験勉強に似ています。
行ったことも、見たことも、授業を受けたこともないのに、ある一定の時期にきたら、4年間を捧げる大学を選ぶ。
いやいやいやいや。ちょっと待たんかい。
仕事も同じです。
もともと自分の中に、仕事や夢、目標が蓄積されたり確立していれば別ですが、僕を含め、そうでない人が大半。
漫画『銀のアンカー』でいうところのまさしく「銀のイカリ」ですね。
それが、実際に社会経験を積むことで自分と仕事を理解していくのです。
「究極の自己分析とは、実際に仕事をすること」
これに他なりません。実際に仕事をして初めて、「なんか違う」「すごくいい」と、判断が出来るのです。
だから、具体的に業種や業界が決まっていない人も、まずは求人を見てみましょう。
言語化されていなくても、自分の中に蓄積された経験をもとに理性と本能が働き、自分の興味や関心に引っかかる求人を教えてくれます。
万人に当てはまる方法ではありませんが、「心の声」を大切にすることをオススメします。
今後は、自分の自己分析やキャリア・経験の棚卸しに関する記事も書こうと考えています。
僕の就職活動の進展と続報にも乞うご期待。