Column

尾原和啓【モチベーション革命】参考になった8個のポイント!!

¥こんにちは、KENです。

尾原和啓さんの著書、

【モチベーション革命】〜稼ぐために働きたくない世代の解体書類〜

を読み終わりましたので、その感想とポイントについて書いています。

さて、本書の主張をざっくり説明すると、

昔の人のモチベーション=成果、お金、物質、快楽

現代の若者のモチベーション=繋がり、意味、自己成長

両者の違いは産まれた時代が違うから生じる。

平たく言えば、戦後の焼け野原か、産まれた時からiphoneがあるか。

で、何でもある時代に産まれた今の若い世代は、さとり世代ならぬ「乾けない世代」でもある。

本書はそんな現代の若者におけるモチベーションの在り方に始まり、「乾けない世代」だからこそもっている価値や考え方、自分のキャリアや人生観、働き方について広く論じてる。

という感じ。

ちなみに僕は乾いてます(笑)

もっと言えば、昔の人と今の若者の両方を持ってるよ。

読んでる皆さんはどっちですか??乾いてますか、乾いてませんか??

ちなみに僕が産まれた時、まだプレイステーションすらなかったです。

だから、乾いてるような、乾いてないような・・・「生乾き世代」とでも表現したらいいのかな?

若いからって一括りに「乾けない」とは言えなくて、僕なんかはお金も欲しいし、良い車に乗りたいし、海外旅行も沢山の行きたい。

モチベーション的には「乾いてる」=成果とかお金、物質的な豊かさが動機になってる。

ただ、悩ましいのは「乾いてた世代」が求めていたもの=「物質的・金銭的な豊かさ」を追うためには、「乾けない世代」の価値観・考え方が必要になるんじゃないかって点。

本書を読んで行くと、「自分の好きなこと」=「強み」を活かしてポジションを取る、お金を稼ぐスタイルについての話が出てくる。

いわゆる「好きなことで生きて行く」というアレですね。

好きなことで生きて行く姿勢・スタイル・価値観が、これからは重要になってくる。それこそがモチベーションの源泉になるよと。

 

つまり、そういう人に人、モノ、カネが集まる。その結果、物質的にも豊かになるのでは??という事です。

分かりやすく言うと、今現在もお金や成果、物質的な価値をモチベーションとしている若い世代は、一体どうやって行くべきなのかってこと。

金持ちになるには、好きを追求しろってことになる。金持ちが目的なら、好きなことは手段になる。本来「乾けない世代」は、成果や物質的な幸福への関心が薄いから、つながりや好きな事をする時間を大切にする。

とは言え、そういった生き方は時代にマッチしているから、結果的に物質・お金で豊かになれる。。。。

結局、金持ちになるにせよ、やりがいや仲間とのつながり、意味を大切にするにせよ、「好きな事」に没頭するのが一番ってことになるのかな??

どちらかと言うと、好きなことよりも「稼ぎたい」が先行する僕にとっては、好きな事を見つけ、伸ばすって結構ハードルが高い。

そして、前置きが長い。気になったポイントはコチラ!!

コト消費→遊び方まで提案する

今までは商品を売ってさぁどうぞ!!だったけど、それじゃぁ消費者が求める欲求に追いつけない。

「どう遊ぶか」までを見越し、体験をプロデュースする必要あり。

インサイトを得る機会を増やす

インサイト=新しい視点を得るには、外部からの刺激を増やすことが必要。

僕はサラリーマンだけど、会社の机に座った途端、脳のアイデアを司る部位がシャットダウンする。

目の前の仕事に終われるのが大半のサラリーマン。そこから一歩抜け出す事で、インサイトは得られる。

偏愛が価値を産む

「他人から見れば非効率かもしれないけど、私はどうしてもこれをやりたい」という偏愛や嗜好性を、個人が育て、ビジネスに変えられるかが大事。

「偏愛」を突き詰めることが「乾けない世代」は得意らしい。僕のように偏愛がないと結構きつい。ただ、本書は探し方も紹介してくれてる。

「次の資本は非効率を産業としてく」とも書かれているから、好きを追求することは必須なんだろうね。「自分が何を好むかという情報」は、これから価値になるとも言われている。

「好き」がない人間は価値を生み出しにくくなる

これが結構難しい。

好きなものがあっても、そこに振り切る事への怖さがや抵抗があるからだと思う。

まぁやり方次第と言われたらそれまでだけど。

マネジメントで重要な3つの要素

①全員がやりたいこと
②世の中のためにやるべきこと
③個人がやりたいこと

この3つの要素を満たす。

好きを見つけるなら引きこもろう!!

引きこもって自分の好きを見つける時間にしても良い。

見つけ方は人それぞれだしね。

「好き」や「歪み」に没頭する

なんでもすぐにアウトプットすると、人の評価軸を取り入れてしまい、結局独自性がなくなる。

やるのであれば、自分の世界の中で、あえて殻に閉じこもって没頭する。

個人的にはこれがすごく共感できる。

抑圧の中でこそ、想像力は働く。

なんでも知ってるグーグルさんは、想像の余白と可能性を奪ってしまう時がある。

「ikigai」とは

①あなたが大好きなことで
②世界に必要とされ
③稼ぐことができ
④得意なこと

ピンポイントで拾っているので、気になる方は是非本編を読んでみてください。