こんにちは、KENです。
前回は禁煙に関する記事を書きましたが、今回も健康に関する話をします。
これを読んでいるそこのあなた、質問です。
「最後に歯医者へ行ったのはいつですか?」
もし1年〜2年行っていなかったら、つべこべ言わずに今すぐネットで予約を取り、次の週末にはいきましょう!
もし5年〜6年というレベルで行っていなかったら、今すぐ行きましょう!!
なんで急にそんなことを言うかといいますと・・・。
それは僕の口の中が、気づかない間にどえらいことになっていたからです(^^;)
驚きと痛みと大量出血で朝から大変でした。
今回は、定期的に歯医者へ行くことを強くオススメするという記事です。
これを読んでいる方が、もししばらく歯医者へ行っていなかったら超絶ラッキーです!!
一体僕に何が起こったかをお伝えします。
歯医者で判明した衝撃の事実
就職後は1回程度しか歯医者に行っていなかったんですが、特に歯の痛みはありませんでした。とはいえ、歯石・歯垢は歯ブラシで取りきれないので、見えない所にもかなり溜まっているだろうし、たまにはしっかり綺麗にしてもらった方がいいだろうなと思い、軽い気持ちで歯医者さんへGO
診察台に横になり口を開ける僕。頭の中には「ちゃちゃっと綺麗にしてもらう」程度の考えしかありませんでした。
が、僕の口内を見た歯医者さんから、思わぬ言葉が・・・。
「んん?・・・・んんんん?!?!?!」
「これは・・・。。。。」
「KENさん、ちょっと酷い状況ですね。」
「前歯の6本以外、全て歯周病になっています。」
銀魂遂に完結しましたね驚きました。
「いやいや、6本以外って、もうそれほとんど全てじゃん(笑)」
歯周病のチェックでは、先の尖った器具で歯茎を刺激して反応を見るんですが、もうこれが痛くてたまらない。健康な歯茎の場合は痛みはほとんどないけど、僕の場合は痛くないところがない!(笑)
あまりに痛すぎて、意味のわからない笑いをこぼしていました。
検査終了後は口内血まみれ。人生で口の中があんなに血まみれになるなんて初めてでした。
ただの歯石除去から一転、ほぼ全ての歯が歯周病という診断をもらった僕ですが、そもそも「歯周病」とは何かについて簡単の説明します。
恐怖、静かに歩み寄る歯周病
歯周病=歯槽膿漏をまとめると、
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
日本臨床歯周病学会のHPより
つまり、歯と歯茎の間に食べ物のカスや歯垢・歯石がたまり、炎症を起こすということですね。
炎症が起き細菌が歯を支える骨を溶かし出すと、最悪の場合歯を失います。
歯槽膿漏ってもっと歳をとったらかかる病気だと思ってただけにショックでした。
歯周病のやっかいな点は、症状が現れても気付きにくい点です。僕自身、歯や歯茎に特に痛みはなく、何も問題ないと思っていました。
お医者さんも言ってましたが、歯周病は自覚症状がないため、気づいた時には歯周病が大きく進行していることもあるそうです。
痛みがないというのは本当に厄介です。しばらく歯医者に行ってない方へ、今すぐ診断を進める理由はここにあります。
ちなみに、以下のうち6つに当てはまる場合は歯周病が進行している可能性が高いそうです。
<div class=”simple-box8″><p>・朝起きたとき、口の中がネバネバする
・ブラッシング時に出血する。・口臭が気になる
・歯肉がむずがゆい、痛い
・歯肉が赤く腫れている(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
・かたい物が噛みにくい
・歯が長くなったような気がする</p></div>
歯が長いってなんだ?(笑)
心当たりのある方は、今すぐ歯医者を予約しましょう!
諸外国に比べ圧倒的に低い定期受診率
何となく気になって調べたんですが、日本は歯科検診を受診する割合が圧倒的に低いです。
健康診断はあっても、歯科検診は大学や社会人になると機会がほとんどありません。大半の人は歯が痛い時ぐらいしか歯医者に行かないから、受診率が低いのも納得です。
永久歯は一生ものなので、本来なら健康診断と同じくらい歯科検診も大切です。
インプラントとか技術も進んでいますが、お金もかかりますし、やっぱり自分の歯が一番です。
日本はコンビニの数以上に歯医者があるので、定期的に検診にいきましょう!!
https://www.lion-implant.jp/yobou/takokutonohikaku
今すぐ歯のケアをはじめよう
ひとまず治療が終わり、先生に恐る恐る、「歯周病って治るんですか?」と聞くと、
「治りますよ!歯周病の7割〜8割は、患者さんのセルフケアで治すものなんです。」
とのこと。いや〜ほっとしました(^^;)
「ただ、ユトルさんは歯石・歯垢が今回では取りきれないので、また次回来てください。それからしっかり治療していきましょう。」
どんだけ残ってんだ(T T)
歯周病にかかっている場合、歯垢・歯石が歯と歯茎の間にたまり、通常のブラッシングでは取りきれません。まずは歯医者さんでしっかり取り除き、終わった後は日々のブラッシングが大切です。
通常の歯ブラシでも悪いという事はないですが、歯医者さんからの勧めもあり、電動歯ブラシとフロスを使い始めました。
歯石・歯垢の除去力は、手磨きに比べ電動の方が圧倒的に高いです。
また、【フロス】は奥歯など、歯ブラシでは届かない歯間を綺麗にできるのでめちゃめちゃオススメです!コンパクトなので持ち運びしやすく、僕は会社でお昼を食べたあとに使っています。
僕自身、時たま歯を磨かず寝ることもありましたが、基本的には毎日歯磨きをしていました。
それでもこれだけ酷くなってしまったので、手磨きだけでなく、定期的な歯科検診や電動歯ブラシ使うなど、口内ケアにはきちんとお金をかけ、気を使う事が大切です。
電動歯ブラシや定期的な診断にはお金がかかりますが、一生物であり毎日使う歯だからこそ、ケアを怠らないようにしましょう。
自分の歯だけでなく、家族を含め、全く歯医者に行っていないようなら、まずは歯科検診をオススメします。
ということで、「歯周病予防のために半年に1回は歯医者に行く事を心の底から勧めたい」でした。
俺の歯よ、早く元気になれ!!