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【妊活】杉山産婦人科新宿の不妊治療でかかる治療費は?内訳を公開します。

こんにちは、KENです。

今回は不妊治療にかかった治療費ついての話です。

「不妊治療」=「お金がかかる」というイメージをもっている方も多いと思いますが、僕も同様、結構お金がかかるんだろうなぁと、内心金銭的な不安があったのは確かです(^^;)

実際、不妊治療はお金がかかります。病院やクリニックにより料金に差はありますが、検査や治療は基本的に保険適用外のものが多いため、どうしても高額になってしまいます。

僕が以前勤めていた職場の先輩は、一人目を授かるために総額1,000万円近くかかったと言っていました。

「いくらなんでもかかり過ぎだ・・・(^^;)」

聞いた当初は心底驚きましたが、色々調べていくと、中々妊娠ができず治療が長期間にわたってしまったり、年齢が高いため治療項目が増えるケースだとあり得ることのようです。

もちろん、どこまで不妊治療にお金をかけるかは各家庭によって状況が違いますし、一通りの不妊治療を行うだけであれば、何百万円という費用はかかりません。

我が家は「タイミング療法」「人工受精」「体外受精」の全てを経験しましたが、総額100万円を超えることはありませんでした。

それでも決して安い金額ではありません。ただ、実際に不妊治療を行うことで、どの程度のお金がかかるのか、具体的なケースの一つとして参考になればと思います。

結論をお伝えすると、杉山産婦人科での不妊治療費合計【685,785円】でした。

本格的な杉山産婦人科へ行く前に、別のクリニックでタイミング療法は行っていたりしたので、その辺りを含めると金額はもう少し大きくなります。また、不妊治療時の我が家の年齢は夫婦ともに28歳〜29歳でした。

具体的な内訳については、この後ご紹介しますね。

こんな方にオススメです

・将来子どもを産みたいと考えている女性の方、ご夫婦
・セックスでは妊娠がうまくいかず、不妊治療を考えている方
・現在不妊治療を受けている方
・新宿区の杉山産婦人科での不妊治療を検討している方
・不妊治療にかかる治療費を知りたい方

1. 杉山産婦人科での不妊治療費用

今回は費用の比較的大きい治療である「高度不妊治療」と、「エコー検査」など通常の診療で大別して記載しています。

1. 卵管造影

合計金額:18,540円(1回あたり)

補足:感染症予防のお薬、検査の実施費用等

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2. 人工受精

合計金額:32,400円(1回あたり)

補足:精子の調整から投入まで、処置にかかる費用。前後の検査は除きます。

我が家は人工受精を2回行なっているので、実際は64,800円です。

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3. 子宮鏡検査

合計金額:10,800円(1回あたり)

補足:体外受精を受けるにあたり、念のため子宮内の状況を検査しました。

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4. 体外受精

合計金額:410,400円

体外受精1回目    :108,000円
精子調整・受精/培養 :162,000円
胚凍結         :324,000
新鮮胚移植       :108,000円

上記に加え、排卵を促進するための皮下注射が29,160円発生するので、併せると439,560円です。

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杉山産婦人科での合計金額

2019年の1月から、妊娠が判明した2019年7月までの不妊治療

合計金額:685,785円

我が家は杉山産婦人科へ通う前に、別の病院でタイミング療法や、僕も含めた妊娠検査を行っていたので、それらも含めると概算で80万円近い費用がかかっています。

他にも葉酸サプリや妊娠、排卵検査薬を購入していたりもするので、本当の総額となると、最終的にはもう少し増えそうですね(^^;)

とはいえ、杉山産婦人科で不妊治療を行う場合は、一つの目安として70万円ほどの予算があれば、タイミング療法から体外受精まで、一連の不妊治療を受けることが可能です。

東京都は体外受精に対する助成金も出るため、ご家庭の収入や状況にもよりますが、実質の負担額は50万円未満まで下がる可能性もあります。

2. 不妊治療費を振り返ってみて

我が家の不妊治療にかかった費用をお伝えしてきました。

改めて計算してみると、やっぱり大きい金額だったな〜と思います(^^;)

全く治療費がかからず妊娠できるご家庭は、素直に羨ましいと思いました。

治療費は毎月の給与や貯金から支払いましたが、本来は生まれた後のために用意していたお金も一部切り崩していたので、

「これじゃぁせっかく生まれてきても、その頃にはお金がなくなってしまうんじゃないか!」

と不安に思った時もあります(><)

また、治療期間が長引くほど当然出費がかさむため「いつまで続くんだろう?」「いつまで続けられるだろう」という心配の気持ちも、ふとした瞬間心に浮かんできました。

ただ、そんな精神的に厳しいと思うシーンがあったものの、ご家庭によっては数百万円の治療費がかかる場合や、一方で治療費が賄えきれず、不妊治療を断念せざるおえないご夫婦もいらっしゃる中、100万円以内の治療費で妊娠できたことは感謝すべきだと思いました。

3. 体外受精のタイミングと不妊治療費

今回、相対的に見れば比較的低い金額で抑えられた理由には、人工授精を2回で切り上げたこと、体外受精が1度で成功したという点が挙げられます。

不妊治療の金額は場所によって差がありますが、最も高額な部類は体外受精です。

「どのタイミングで体外受精に踏み切るか」

「体外受精を何度行うか」

この辺りが、不妊治療の費用負担の軽重に関わってきます。体外受精は高額ですが、効果はタイミング療法や人工受精に比べ非常に高いです。

仮に人工受精を6回実施すれば、杉山産婦人科だと概算で20万円近い金額がかかります。そこから更に体外受精となれば、負担総額は50万円を超えます。その間通院の度にエコー検査や採決で数千円単位の治療費も嵩みます。

幸い、現在は不妊治療に対する助成金も手厚くなってきています。東京都でも、所得や治療内容によるものの、僕たちは体外受精に対し約30万円の助成金をもらえました。

30万円近い補助があれば、高額な体外受精であっても、半分から3分の1程度の負担で実施できます。また、体外受精は回数を追うごとに料金が下がります。

体外受精に踏み切るかを悩んでいた頃、「体外受精でも妊娠しなかったらどうしよう・・・」と妻が不安そうにしていました。これで妊娠できなかったら、もう打つ手はあまり残されていない。複数回続けば治療費もかかるため、そう何度も実施はできない。先を考えた時、迷いと不安が頭をよぎりました。

それでも体外受精の実施を決めた理由は、時間とお金です。

不妊治療時、僕たちはともに28歳〜29歳という年齢でした。年齢でみればそこまで焦る必要はありませんが、長期化した時に家計が耐えられる自信がありませんでした。また、妻の気持ちとしても、長引くほど に負担は大きくなります。

だからこそ、短期的には多少費用が高くとも、最も目的を達成できる可能性が高い「体外受精」を早々に決めました。「もうちょっと人工授精で様子を・・・」という余裕がなかったことの裏返しでもあります。

結果としては、無事妊娠することが出来たので、今のところは判断のタイミングとしては良かったと感じています。ただ、もし1回目成功していなかったら、状況は少し違っていたと思います。

この辺りの判断は正解がないので本当に難しいですが、「人工受精前のステップを長期化させるよりも、助成金を活用して早めに体外受精にトライする」という方法も、一つの選択です。

仮に体外受精の1回目がうまくいかなくても、2回目以降の費用は下がりますし、そこに至るまでの費用を抑えていれば、多少の節約には繋がります(^^)

 

ということで、今回は不妊治療にまつわるお金の話をお伝えしました。

「やっぱり高い」と思った方もいれば「想像していたよりも低い金額だった」と感じた方もいると思います。

どちらの場合であっても、僕たちの経験が少しでも皆さんの不安を和らげげたり、不妊治療と向き合う時の手助けになれば嬉しいです!